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■自作アプリをApp Storeで世界に向けて販売できる!! iPhone SDKプログラミング大全 (MacPeople Books)
iPhoneアプリ開発の入門書としては最適。
しかし、これだけで開発ができることはない。
AppStoreで売りに出すアプリを作ろうとするならば、本書の内容だけだとすぐに壁に当たる。
![たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31jKj%2BBWJIL._SL160_.jpg)
■たのしいCocoaプログラミング[Leopard対応版]
Objective-C 2.0 および、フレームワークCocoa を理解する入門書としては最適。口語調の文章がちょっと気になるが、内容は理解しやすい。

■iPhone デベロッパーズ クックブック
iPhoneアプリ開発専門書が日本で販売されていなかった頃は、本書の元となった英語版がデベロッパーには重宝されていた。本書は日本語版だが翻訳に難あり。出版が若干古いためiPhone OS 3.0には対応していない箇所があるが、それでもガリガリとコーディングする人には、参考になるサンプルが多く掲載されている。

■iPhoneアプリケーションプログラミング
iPhoneアプリ開発の中級者以上向けの本。
ある程度、開発に慣れてくると実装方法に不明な点が出てくるものだが、そうしたときに本書を読むとヒントや解を見つけることができる。図表よりも文章が多く、iPhoneアプリ開発に慣れていないとわからない専門語がたくさん出てくるが、じっくり読むと理解できることもある。

■詳解 Objective-C 2.0
本書はiPhoneアプリ開発においては必須。
Objective-C 2.0について、文字通り"詳解"している。
iPhoneアプリ開発においてはメモリ管理、通知、スレッド管理など、知っておくべきことは多数あるが、そのすべてにおいて詳細に解説している。本書なしには開発はできない。

■iPhone SDK アプリケーション開発ガイド
数々のプログラミング言語解説本を出版している、オライリーによるiPhoneアプリ開発の本。後出しジャンケンの感は否めないが、最後発だからこそすぐれた解説本が出版されたとも言える。さすがオライリー。本書はInterfaceBuilderを使わずにUI部品をコーディングで構築する方法が記載されているので、応用が効くし、コードとして提示されているため動作の仕組みが理解しやすいので、プログラマ向きとも言える。

■iPhone Web Style
本書はiPhoneアプリ開発の専門書ではないが、WebサイトをiPhone閲覧に最適化させるテクニックを掲載している。公開されているライブラリを利用して、iPhoneアプリライクなWebサイトを構築することができる。
個人的には、iPhone SDK アプリケーション開発ガイド、詳解 Objective-C 2.0があればiPhoneアプリ開発は可能だと思う。あとは、Apple Developer Connectionを見るか、Webで検索すれば大抵は知りたいことが見つかる。
タグ:iPhone
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