GarageBandで作成した音源はそのままでは使用できないので、GarageBandからiTunesに書き出し、さらにcafファイルに変換する。
iTunesに書き出した時点でm4aファイルが作成される。アプリではAVAudioPlayerを使用して鳴動させるので、m4aファイルを使用しても差し支えないが、BGMを鳴らしているときに効果音も同時に鳴らすときは、cafファイルを用いる必要がある。
1. GarageBandで効果音やBGMといった音源を作成する。
詳しい説明は下記サイトを参照。
参考記事:
GarageBandの基本的な使用方法
http://www.sighne.jp/music/letstart/garageband/index.html
iOSアプリ用の音源の作成方法
http://araking56.blog134.fc2.com/blog-entry-41.html
※ サイクルリージョンを調整して、無音部分ができないようにしておくこと。
短い効果音を作ってサイクルリージョンがデフォルトのまま保存すると、無音部分を含み35秒程度の長さのファイルができる。
2. GarageBandからiTunesに音源を書き出す。
(1) メニュー → 共有 → 曲をiTunesに書き出す。
(2) BGMの場合、アプリでは繰り返し鳴らすことになる。この場合、上記(1)方法で書き出すと音の最後に無音部分が出来てしまうため、「メニュー → 共有 → 着信音を書き出す」 操作にて書き出す。
参考記事:
http://tf.hateblo.jp/entry/2014/04/26/210939
※ 書き出すときはメトロノームをオフにしておくこと。
GarageBand 10.0.2は、着信音として書き出すとメトロノームがオンの場合、メトロノームの音も含まれるバグがある。
3. 上記2.で書き出したファイルをFinderを開く。iTunesから開くことも可能。
iTunes上に表示されない場合は、下記のフォルダから探す。
曲:/Users/(USER NAME)/Music/iTunes/iTunes Media/Music
着信音:/Users/(USER NAME)/Music/iTunes/iTunes Media/Tone
4. 上記3. で開いたフォルダから書き出したファイルを見つけ出し、作業用のフォルダに複製ファイルをコピーする。
5. ターミナルを起動し、afconvertを起動して上記4.ファイルをcafフォーマットに変換する。
(1) ターミナルを開く。
(2) cdコマンドでファイルのあるディレクトリに移動する。
(3) afconvertによりMP3フォーマットのファイルをcafフォーマットのファイルに変換して作成する。
/usr/bin/afconvert -f caff -d LEI16 変換前ファイル.mp3 変換後ファイル.caf
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MacのUSBポートに接続することにより、自由に音階を奏でることが出来る。
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