1. 準備
1.1 Macの設定
(1). Charlesをダウンロードし、Macにインストールする。
https://www.charlesproxy.com
(2). Charles を起動し、Proxy > Proxy Settings... を開く
a. HTTP Proxy欄に表示されている、使用するポート番号を控えておく。設定されていない場合は、任意のポート番号を設定する。
b. Enable transparent HTTP proxyingのスイッチをオンにする。
(3) Macのシステム環境設定 > ネットワークを開いて、IPアドレスを把握する。
(4) MacがルータにLANケーブルで接続されている場合は、WiFiで接続する。
(5) SSLプロキシ設定を行う。
・Proxy > SSL Proxying Settings… を開く
a. *(アスタリスク)を追加して、SSL通信内容を見ることができるようにする。
b. Enable SSL Proxyingのスイッチをオンにする。
1.2 iOSの設定
(1) ホーム画面から設定アプリを起動し、Wi-Fi -> 接続しているWi-Fiネットワーク -> HTTPプロキシ / プロキシを構成 をタップし、設定を行う。
・手動
・サーバ:上記1.1 (3)で把握したIPアドレス
・ポート:上記1.1 (2)で把握したポート番号
(2) SSL証明書をインストールする。
・MacからiOSデバイスに転送してインストールする
a. Mac で http://www.charlesproxy.com/getssl を開いて .crt をダウンロードする。
b. .crt ファイルを Air Drop で iOS 端末に転送し、画面に従ってインストールする。
インストール画面が表示されない場合、 設定アプリ-> 一般 -> VPNとデバイス管理 -> ダウンロード済プロファイル -> Charles Proxy CA -> インストール
c. 設定アプリを起動し、 一般 > 情報 > 証明書信頼設定 > ルート証明書を全面的に信頼する -> Charlesのルート証明書(Charles Proxy CA)をオンにする。
・iOSデバイスから直接インストールする
a. safari で http://www.charlesproxy.com/getssl を開いて .crt をダウンロードすると、インストール画面が表示されるので、これに従ってインストールする。
b. 設定アプリを起動し、 一般 > 情報 > 証明書信頼設定 > ルート証明書を全面的に信頼する -> Charlesのルート証明書(Charles Proxy CA)をオンにする。
(3) SSL証明書を有効にする。
2. 分析
iOSデバイスを操作すると、Charlesの画面にサーバと通信しているURLや内容がキャプチャされる。
3. 使用後
使用後はプロキシ設定やSSL証明書を削除すること。
3.1 プロキシ設定をオフにする。
設定アプリを起動し、Wi-Fi -> 接続しているWi-Fiネットワーク -> HTTPプロキシ / プロキシを構成 をタップし、「自動」に切り替える。
3.2 SSL証明書の削除
(1) 設定アプリ-> 一般 -> VPNとデバイス管理 -> 構成プロファイル
(2) 削除するSSL証明書(プロファイル)を選択して削除する。
参考記事:
https://qiita.com/usagimaru/items/d340e87da98e62f99b60
https://www.eda-inc.jp/post-3926/
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